1993年10月3日、内戦下のソマリアで、
アメリカ軍とアイディード将軍派民兵との間で
行なわれた、
「モガディシュの戦闘」
を描いたアメリカ映画。
当時、我輩もTIME誌で、
撃墜されたアメリカ軍のヘリコプター
Black Hawkのパイロットの遺体を
ソマリア人が
市内で引きずりまわす写真を
見た覚えがある。
![Black Hawk Down](https://itsok123.com/serbia/wp-content/uploads/Black-Hawk-Down-1024x576.jpg)
Somalis look at the wreckage of a US helicopter, in a Mogadishu street after it was shot down on October 4, 1993. Twelve soldiers were killed, 76 wounded and six others reported missing, during a battle with followers of warlord Mohamed Farah Aidid. Picture: AFP. The Daily Telegraph
「こんな写真を掲載するのは
遺族の気持ちを考えたことがあるのか」
という投書が、TIME誌の後の号に
載っていた。
アメリカはこの戦闘をきっかけに
ソマリア内戦から撤退することになる。
映画自体は、さすがハリウッド映画で
迫力がある。
「エイリアン」を撮ったリドリー・スコット監督の
作品だけに、
ハラハラドキドキさせてくれる。
しかし、内容が戦争だけに、
観終わった後の感想は、
少し重い。
「世界の警察」を目指し、
現地の人を助けようと派兵しているのに、
なんでこんなに憎まれるのか、
というアメリカのジレンマが
伝わってくる。
セリフは、兵士の話す言葉で、
少し乱暴な印象で
我輩には聞き取りにくかった。
英語字幕のかなりお世話になった。
IMDb(Internet Movie Database)の
スコアは、7.7/10(2018年11月6日現在)で
悪くない。
![](https://m.media-amazon.com/images/M/MV5BYWMwMzQxZjQtODM1YS00YmFiLTk1YjQtNzNiYWY1MDE4NTdiXkEyXkFqcGdeQXVyNDYyMDk5MTU@._V1_FMjpg_UX1000_.jpg)
戦争映画の名作の一つと言っていい。
それでは、また。
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