昭和30年代に、熊本県熊本市で発見された水俣病。
その惨状を世界に告発した
アメリカの写真家
William Eugene Smith ユージン・スミス
を描いた映画「Minamata」。
昨年(2019年)3月に
モンテネグロで撮影完了した
この映画が、
いよいよ今週後半
2020年2月20日より、
ベルリン映画祭にて
初上映される運びとなった。
主演は
↓Edward Scissorhands (1990) シザー・ハンズや
↓Pirates of the caribbean(2003) パイレーツ・オブ・カリビアンで
で知られる
Johnny Depp氏。
撮影は、主にセルビアやモンテネグロで
行われた。
なぜ、日本の「水俣」の映画を
セルビアやモンテネグロで?
セルビアは
歴史的に演劇などの文化に関心が高い。
映画もしかり。
旧ユーゴスラビア時代は、
当時のチトー大統領の後押しもあり、
1万人単位の兵士の撮影参加で
パルチザン映画が撮られた。
そういった文化的背景に加え、
人件費を含む物価が安いことも
大きな理由だろう。
セルビアで撮られたアメリカ映画で
最近の有名なものでは、
パピヨン(2017)
が挙げられる。
セルビアには海がないので、
海のシーンには、隣国モンテネグロが使われる。
パピヨンでは、マルタ島でも撮影されたらしい。
最近では、
Bollywood映画(インド映画)
もセルビアで撮られている。
話がそれた。
話をもとに戻す。
映画「Minamata」の日本公開日時は
まだ決まっていない模様。
各地の映画祭に参加したあと、
今年の9月にまずポルトガルで劇場公開されるらしい。
何か分かったら、
また書きます。
「Minamata」の撮影には
多くの日本人が参加した。
みなさん、ベルリンに集結して、
1年ぶりの再会を喜び、
監督Andrew Levitas氏と共に
映画祭で鑑賞するらしい。
イイなぁ~🤣
我輩も声を掛けて頂いたけれど、
自慢じゃないが、
我輩、
時間はあるけど、
金はない!🤣
ちなみに、監督のAndrew Levitas氏、
俳優さんでもあるそうで、
メッチャ男前です。
この撮影に参加できたことで、
色んな方々と知り合えた。
本当に良い経験です。
ヨーロッパで活躍する日本のみなさんから、
本当に元気をいただきました。
また、俳優さんの
プロフェッショナルな仕事ぶりにも
触れることができました。
あるシーンでは、
真田広之氏が我輩に直々に
「ここは、こう持って、こうやって...」
と演技指導してくださった。
加瀬亮氏とも
親しくお話しさせていただいたし、
美波女史とも
一緒にお仕事できた。
女優で、 劇団「日穏-bion-」の主宰者、脚本家、アナウンサーでもいらっしゃる
岩瀬 晶子女史ともお話できた。
もちろん、
Johnny Depp氏とも
握手させていただいて
言葉を交わすことも出来た。
今売り出し中の若手俳優
小河研太氏や、
50歳から俳優の道を歩き始めた
みーさん、
「書店ガール」シリーズを書いている
碧野圭先生、
ホントたくさんの人と知り合えた。
ただのエキストラに過ぎないんだけど、
素晴らしい経験だった。
ただのエキストラなんだけど、
セルビア語を勉強していたからこそ、
そんなチャンスに巡り会えた。
ただのエキストラなんだけど、
日本から飛行機に乗って
一人ベオグラードに降りたら、
我輩の名前を持ったドライバーが
待っているし、
ベオグラードでは3つ星ホテルに
2週間、個室(朝食付き)を取ってもらったし、
モンテネグロのティバットでは、
4つ星ホテルに
1週間、個室(朝食付き)を取ってもらった。
もちろん、支払いは全部、あちら持ち!
実は、日本からの往復の飛行機代だけは自腹なんだけど、
タレントフィー(タレント代?)とか、
何じゃかんじゃで、
結局、飛行機代をカバーして、
少しプラスになりました。
ハリウッド、おそるべし!
(お金あるわぁ~!)
撮影の合間には、
世界遺産のKotorにも行けた。
この映画撮影で、
Johnny Depp氏の
お友達の方に会えたことが、
Rugby Worldcup 2019 in Japan
での通訳のお仕事につながっていきました。
なんかやってみたら、
外に飛び出してみたら、
もしかしたら、
なにか良いことがあるかも知れない。
😊
それでは、また。
この記事が、あなたの何かのお役に立てれば、光栄です。
みなさんにもイイ事がイッパイありますように!
\(^∇^)/シャ~ッ(祈)!♪
(祈りの力は実はスゴイ!)
ブログ村に参加しました。
↓ポチッと押していただければ、嬉しいです!
ありがとうございます!
にほんブログ村
コメント