カタールは、ドーハのドバイ空港から
我輩は、TOKYO HANEDA行き
カタール航空812便に乗り込んだのである。
時差とかあって、良く分からんのだが、
12時間ぐらい飛行機に乗ったと思う。
昔は、いつも窓際の席を取っていたが、
最近は通路側を指定している。
フライトアテンダントさんとも話しやすいし、
何よりトイレに行きやすい!
(これ、大事!!)
長い時間のフライトは、
ワインやビールを飲んで、
酔っぱらって寝てしまうのに限るのである。
通路側の席ならば、
トイレに行きたくなっても、
遠慮なく行けるので、
安心してビールが飲めるのである。
ただ、窓側の席に座って、
ボォ~っと空や雲や星を眺めるのも
実は大好きである。
しかし、10年ぐらい前に尿管結石を
患ってからは、
水分補給を最優先することにした。
尿管結石は、命に別条はないものの、
とにかく痛いのである。
ドーハから羽田行きのフライトの中でも
フィリピン人フライトアテンダントさんには
大変お世話になった。
羽田空港に無事着いた。
前回も書いたが、
我輩の航空チケットは
格安な上に、
各乗り換え地で、
長時間滞在できる
大変ゴージャスなチケットなのである。
カタール航空812便は
午後10時過ぎに羽田に着く。
我輩の乗る次の飛行機は
明日の朝7時発関西空港行きである。
これまで、カタール航空は
812便利用者に対して
「天然温泉 平和島」
に無料で泊めてくれて、
朝飯までつけてくれて、
羽田空港までバスで送ってくれたので
愛用しておったのだが、
現在このキャンペーンは休止している。
だんだんカタール航空のサービスが縮小されているのは、
やはり、サウジアラビアとケンカしてるからかな?
仕方ないので、
今回は、
羽田空港のベンチで寝ることにする。
ここで、ハタと気がついた。
これまでは、羽田空港国際線ターミナルに着いたら
「天然温泉 平和島」行きのバスに乗って、
翌朝は、
「天然温泉 平和島」からの送迎バスで
羽田空港国内線ターミナルに向かっていたから、
何にも考えなくて良かったが、
国際線ターミナルと国内線ターミナルは
遠く離れているのである。
どうやって、移動するのか?
とりあえず、入国手続きを済ませた後、
羽田空港のツーリスト・インフォメーションで
正直に聞いてみた。
[voice icon=”https://itsok123.com/serbia/wp-content/uploads/90f01a20ac1958f9e1396cb234c87d66-e1531233259992.jpg” name=”我輩” type=”r”]「あの、今、帰国したんですけど、次の関西空港行きが明日の朝なので
どうやって移動したらいいですか?
それから、羽田空港で寝ていいですか?」[/voice]
[voice icon=”https://itsok123.com/serbia/wp-content/uploads/0fab40d14bbf39135e5ca817bbc1950f.jpg” name=”インフォメーションのお姉さん” type=”l”]国内線ターミナルへの移動は1階から無料バスが出ていますが、国内線ターミナルは深夜12時に閉鎖されます。
ですから、今夜はここ国際線ターミナルに留まるのが良いでしょう。
1階にベンチがたくさんあります。
明日の朝、4時48分に国内線ターミナルへの始発バスが出ますので、それに載ると良いでしょう。そのバスに乗れなくても、4分間隔でバスは出ています。[/voice]
やはり、日本のサービス業の応対は素晴らしい。
我輩は深くお礼を述べて、
今夜の宿となるベンチを探し始めた。
お姉さんは、1階にベンチがたくさんあると教えてくれたけれど、
ここは2階。
空いてるベンチが目に着いたら、すぐに確保することにした。
幸い、すぐに4人掛けのベンチを確保することができた。
ここで、さらに気がついた。
実は、我輩、この羽田空港ベンチホテル宿泊に備え、
食料と飲み物を確保しておった。
食料としては、二日前のホテルの朝食のゆで卵とチーズ、
それにカタール市内観光で配られたクッキー。
飲料としては、カタール市内観光で配られたペットボトルの水、
そして飛行機内の夕食で出たオレンジジュース。
これらの食料と飲料が、長旅で、ボロボロになっていたのである。
クッキーや、ゆで卵がひしゃげていることぐらいは、大丈夫である。
少々食べにくいだけである。
しかし、オレンジジュースの紙パックが破れているのには参った。
ジャケットのポケットに入れておったのだが、
何かのはずみで体重がかかったのであろう、
破れて、中身は空っぽである。
その代わり、服やズボンに大きなシミを作っていた。
それはあたかも、
トイレに入って、ウオシュレットを失敗した様な有様であった。
少し凹んだが、実は、
これが大きな利点となるのである。
どのような利点か?
誰も我輩の横に座らないのである。
この辺りのベンチは4人掛けで、
だいたい1つのベンチに二人ぐらい腰かけている。
我輩の向かいの席には、
中東系の男性と、中国人と思われるカップルが座っていた。
しかし、我輩のベンチには誰も来ないのである。
理由は分かる。
怪しすぎるのであろう。
トイレに失敗したようなシミを作っていて、
しかもオレンジジュースだったので、
もしかしたら、変なにおいがしていたかも知れぬ。
(自分では、鼻が麻痺して分からぬ)
それゆえ、深夜になって、
我輩はベンチで横になることができた。
ただし、ベンチにはひじ掛けが付いているので、
若干の工夫は必要である。
それでも、夜1時くらいから朝4時くらいまで
3時間ぐらいの睡眠は取れた。
飛行機内でも寝ていたので、
これぐらい眠れれば十分である。
照明は明るく、
人もたくさんいるので、
治安もそんなに悪くない。
人生、何が幸いするか、分からないのである。
無事、国内線ターミナルへも行けたし、
関西空港にも着いた。
関西空港に着いたのは、
朝8時半ごろであった。
我輩は電車で帰宅する予定であり
ラッシュに巻き込まれるのを警戒したが、
その日は春分の日であり、
祝日であった。
我輩は、到着便でも使えるというラウンジの情報をゲットして、ラウンジでお菓子を朝食として貪り食べた。
ラウンジでしばしの休息を取った。
ドッと疲れが出てきたが、
いつまでもここでコーヒーとお菓子を食べてばかりもいられない。
1時間半ほど休んで、
自宅へと向かった。
今回の旅は
我輩をさらに広い世界へと導いてくれた。
セルビアのベオグラードでは3つ星ホテルと4つ星ホテル、
モンテネグロのティバットでは4つ星ホテルに、
全部合わせて3週間ほど滞在できた。
夢のような世界であった。
その経験については、
おいおい、
語っていく予定である。
世界は広い。
冒険しよう。
それでは、また。
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