いつものカフェで
昨日と同じおじさんに出会った。
そのうち、昨日と同じ兄ちゃんも来た。
昨日、信用できる両替屋を教えてもらった
お礼を述べた。
そしたら、日本の女の子を紹介しろとか、
昨日と同じように言ってきたので、
「ビールを飲もう。おごるよ。」
と言ったら、逆に2杯もおごってくれた。
「我輩は日本の労働者、掃除夫である。」
と自己紹介した。
おそらくこのおじさんも労働者であろう。
若い方は学生さんか。
と思っていたが、
このおじさんは、
大学の経済学とスポーツ管理の教授であった。
兄ちゃんはマスターコースの学生さんであった。
![Professor and master student](https://itsok123.com/serbia/wp-content/uploads/IMG_20190310_120413-1024x768.jpg)
教授はロシア語は出来るが、英語は解さなかった。
マスターコースの学生さんも同様に、ロシア語は出来るが
英語は不自由であった。
教授の名前は聞き取れなかった。
マスターコースの学生さんの名前はマルコであった。
そこで、教授はお店のウエイターとお客を呼び寄せて、
通訳させた。
![](https://itsok123.com/serbia/wp-content/uploads/IMG_20190310_131906-1024x768.jpg)
ウエイターの彼は高校生で、ここで働いているらしい。
彼もビール飲んで、タバコ吸ってた。
セルビアやね。
彼女は、建築学科の学生さんであった。
ご両親も建築家との事である。
彼も彼女も英語は堪能であった。
ウエイターの彼が、我輩に、
「クレープ食べるか?」
と聞いてきた。
我輩は、
「食べたいが、もうディナールがあまりない。」
と答えたが、
「金なんか要らないよ」
と言って、持ってきてくれた。
美味かった。
そしたら、
「サルマ食べるか?」
とさらに聞いてきてくれた。
「食べたいが、ディナールがない」
と言ったけど、
「金なんか要らないよ」
と言って
また持ってきてくれた。
彼のお祖母ちゃんが作ってくれたらしい。
どうやら、クレープもサルマも
彼のお弁当だったような気がする。
彼の名前はパトリックであった。
ペロリと平らげると
(腹減ってた)
サルマをもう一皿持ってきてくれた。
パトリックのお弁当を食べてしまった。
パトリック、ありがとう。
![Salma](https://itsok123.com/serbia/wp-content/uploads/IMG_20190310_131526-1024x2068.jpg)
教授とマスターコースの学生さんは
先に失礼すると言って、
店を出た。
日曜日の正午、
お客さんがあまり来ないので、
ウェイターさんとお客さんと犬と
マッタリ過ごしていた。
![Kafe kosorog](https://itsok123.com/serbia/wp-content/uploads/IMG_20190310_134445-1024x768.jpg)
そのうち、お客さんが増えてきた。
我輩は、もう一杯トルココーヒーを頼んで
これ、書いてます。
セルビア、大好きです。
ちなみに、おととい、同じお店で
ワインをご馳走してくれた彼も
パトリックという名のチェコ人であった。
![Patrick](https://itsok123.com/serbia/wp-content/uploads/cf4e20f4a0308bdf62ce051886b9405a-1024x507.jpg)
パトリックという名前の人は、いいヤツに違いない。
それでは、また。
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