ここは、安いけど、美味しかった。
お店の横の通路に、小さなイスとテーブルがあって、
そこで食べることも出来るし、
もちろん、お持ち帰りも出来る。
大きなピザ、丸ごと1枚でも400ディナール(=400円)だった。
そんなに食べられないので、丸ごと1枚を6分の1の大きさに切ったのを
お店の横の通路で食べた。
通路は狭いが、天井が高いので、
圧迫感はない。
我輩の食べたのは1ピース100ディナール(=100円)であったが、
1ピース150ディナール(=150円)のもある。
最初に応対してくれたおばさんは、
英語が通じた。
窓口で買って、
自分で席に持って行って食べるシステムである。
この時は金曜日の午後4時近くであった。
店の前は、プーシキンやプーコフの像がある公園である。
プーシキンとか、ブーコフとか、きっと有名な詩人に違いない。
セルビアは詩とか、演劇とか、大好きな国である。
このブーコフ氏、
セルビア語を作った人のようである。おそらく、セルビアのキリル文字を発明した人だと思う。
さて、この安くて、美味しいピザに満足した我輩は、
ホテルに持ち帰って、
晩御飯にすることに決めた。
しかし、お店のおばさんが交代して、
何と英語が通じない。
いや、何が伝えたいかと言うと、
「お持ち帰り」
にしてくれと言いたかったのだ。
このとき、
「お持ち帰り」
に相当するセルビア語を知らなかった。
しょうがないので、
「Hotel, Hotel」
と叫んで、
「Eat, Eat」
と食べるしぐさをすると、
おばさん、
どこのホテルだと聞いてくる。
おばさん、配達する気満々である。
いやいや、2ピースほどを配達してもらうのは申し訳ない。
ピザを受け取って、
歩いて持って帰る演技をしたところ、
やっと分かってもらえた。
我輩、最近、演技に目覚め始めたのである。
ちなみに、我輩の後に続く人が困らないように、
ピザとかの
「お持ち帰り」
つまり、
英語の「Take out」は、
セルビア語で、
「За понети」(ザ ポネティ)
である。
お店で食べたい場合、
「Ово, Ово」(オボ、オボ)
と言えながら、お店を指せば、
たぶん通じる。
Ово(オボ)とは、「ここ」
と言う意味である。
夜のお店で、
きれいなお姉さんをお持ち帰りしたい場合の表現は、
・・・
知らない(笑)。
我輩の泊まっているホテル スラビアの近くにも
ピザ屋さんはあったけれど、
1ピース180ディナールとか、
もう少し高かったような気がする。
ベオグラードは、一般に、
ノビ・サッド(セルビア第2の都市)や
ニーシュ(セルビア第3の都市)よりも、
物価が高いのだけれども、
探せば、安くて美味しいお店もあることを確信した。
日本で言えば、東京なんて、絶対に地方よりも物価が高いと
思っちゃうけど、
探せば庶民的なお店もあるよね。
そんなもんですな。
さて、さきほど、このお店の前は、
ブーコフさんの銅像などがある公園だと書いた。
実は、この公園の地下に地下鉄があった!
次回は、この地下鉄について、
ご紹介しよう。
そのあと、ゆるゆると、
ベオグラードのお店などを紹介してゆくつもりである。
乞う、ご期待!
それでは、また。
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