映画で語学学習「Wentworth」2013年オーストラリア

wentworth 映画

邦題は、「ウェントワース女子刑務所」。
2013年スタートのTVシリーズです。

Wentworth

旦那のDV(家庭内暴力)に耐えかねた主人公ビーが、
旦那を懲らしめようとして、
結局、殺人未遂で、捕らえられる。
拘置所なのか、刑務所なのか、留置所なのか、
良く分からないけど、
とにかく、女子刑務所みたいなところにビーは送られる。

男性社会とは、また違った、女性社会の、
閉鎖された空間での、権力争いと言うか、生き抜くための闘いみたいな。

我輩は、以前、大学病院のオペ室(手術室)の看護助手として
7年間ほど働いたことがある。
病院というのは、もちろん、お医者様が一番偉いわけだけど、
看護助手(看護師さんの助手)ともなると、
お医者さんと関わることよりも、
看護師さんの指揮命令のもとに動く。
で、看護師さんには、もちろん、男性もいるのだけれど、
圧倒的に女性が多い。
そして、我輩の同僚、看護助手も、圧倒的に女性が多い。
いわゆる女性社会なわけである。

これ、普通の男性、て言うか、
女性社会を知らない男性(我輩も、そこで働く前はそうだった)には、
分からないと思うけど、
男性主体の職場と、女性主体の職場では、
はっきり言って、違う。

どっちがいいとか、悪いとかではなくて、
ともかく、考え方が違った。
ちなみに、我輩は男性であるから、
男性社会の環境の方が、全然、気が楽だ。

ただ、思うに、たとえば、キリスト教社会と、イスラム教社会とでは、
いや、どっちも一神教か、
それならば、
イスラム教社会と、ヒンズー教社会とでは、
きっと考え方が違うのだろうけれど、
イスラム教社会も分かり、ヒンズー教社会も分かる人からしたら、
両方の社会にうまく適応できるのだと思う。

て言うことは、女性社会は苦手だ、などと思っている我輩は、
まだまだ、人間についての理解が足りないし、
もっと精進が必要なのだろう。

そういう意味では、「女子刑務所」でのサバイバルについて、
勉強することは、決して意味のないことではない。

そう思って、まずは、シーズン1のエピソード1を
見てみたが、
やはり、TVドラマにありがちな、
「そんな展開はありえんやろ?!」
というツッコミを入れたくなる。

が、やはり、ついつい、感情移入して、熱くなって
見ている我輩が居ります。

あと、男性・女性のほかに、
ストーリー展開には
オーストラリアという国民性も関係していることは間違いない。

今の若い方はご存知ないかも知れないけれど、
我輩が子供の頃は、夕飯時、あるいは、夕飯を食べ終わったぐらいの
テレビのゴールデンタイムには、
毎日、なにかしらの時代劇が放映されていた。
「水戸黄門」であったり、「大岡越前」であったり、
「遠山の金さん」であったり。
それらに共通するのは、勧善懲悪のストーリーで、
最後には「お上」が悪を懲(こ)らしめてくれる、
という筋書きである。
この筋書きが、オーストラリアで流行るか?
あるいは、そもそも、今の日本で流行るか?
ということで、
このオーストラリアで2013年に始まった
「ウェントワース女子刑務所」の筋書きが、
我輩の感性にドンピシャかどうかというと、
正直なところ、少しズレる。

ストーリー展開とは別に、
オーストラリア英語、ということもあって、
聞き取りに少し最初は戸惑うが、
これは、ドラマに集中していくうちに
慣れていく。

「ナイム?」
「ビー」
というやり取りを聞いて、
「Name?」(名前は?)
「Bee」(ビー)
ということだと分かるまで、
そんなに時間はかからない。

この
「ウェントワース女子刑務所」のシーズン1、エピソード1を
観た後、セルビア語のレッスンを受けたのだけれども、
普段は、出来るだけセルビア語で話そうとする我輩が、
この時は、
何から何まで英語で、しかも普段より流暢に話していた。
集中して、その世界に浸(ひた)ることの効果を実感した次第である。
そういう意味では、
ストレス発散に、軽いコメディードラマを見るよりは、
自分の感情をかき乱されて、むしろストレスが溜(た)まるぐらいの
ドラマを見る方が、言語学習上は効果が大きいように思う。

IMDb(インターネット・ムービー・データベース)のスコアも、
8.7/10(2019年1月15日現在)と高い。
英語圏内では、人気にあるTVシリーズのようです。↓

Wentworth (TV Series 2013–2021) ⭐ 8.6 | Crime, Drama, Thriller
45m | R18+

それでは、また。

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