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Novi Sad(ノヴィ・サッド)からの電車の乗り方

セルビアの人たち
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この記事は約5分で読めます。

Bosnia and Herzegovina(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)
の首都Sarajevo(サラエヴォ)から、
Serbia(セルビア)第2の都市
Novi Sad(ノヴィ・サッド)に入り、
そこから電車で
我らの宿のある
Sremski Karlovci(スレムスキ カルロヴッチ)に移動を試みました。
何分、鉄道を使うのは初めてだったので、
乗る電車は間違えるは、
料金を3回も払うは、
もう大変でした!(笑)
まず、切符はNovi Sad(ノヴィ・サッド)中央駅1階の
窓口で買いました。
英語は時々通じないし、我輩のセルビア語はまだまだなので、
ノートに大きく、
「Sremski Karlovci(スレムスキ カルロヴッチ)まで
片道大人4枚!」
と書いて、窓口のおっちゃんに差し出しました。
ここでは、まず、
「こんにちは!私たちは日本人です。
どうぞよろしく!」
と笑顔で話しかけるのがコツです。
Novi Sad(ノヴィ・サッド)から
Sremski Karlovci(スレムスキ カルロヴッチ)まで
大人一人片道74ディナール(約80円)でした。
プラットフォームの番号を教えてもらって
改札も何もなく、
適当に電車が来そうな所へ行きます。
その辺の兄ちゃんに英語で
「Sremski Karlovci(スレムスキ カルロヴッチ)へ行く電車はここで待ってればいい?」
と聞きます。
最初に
「英語、OKですか?」
と聞くのがコツです。
兄ちゃんは周りの人にも確認してくれて、
「もうすぐここに電車が来るから、
それに乗ったらいいよ」
と教えてくれました。
ほどなく電車が来て、
乗り込んでみると、人がいっぱい!
何とか席を確保して一息ついてると
車掌さんが来て、検札。
我輩は問題なしでしたが、
隣の友達が何か言われてます。
なんか金払えって言われてるみたい。
「我輩は少しセルビア語が分かるから、我輩に言って」
と言ってはみたものの、
車掌さんの説明が良く分からない。
ともかく、4人で合計200ディナール(約220円)払いました。
冷房効いてる車内だったので、一等車料金なのかな、
とか何とか言ってるうちに、
別の女性車掌さんが来たので、
「Sremski Karlovci(スレムスキ カルロヴッチ)へ行くには、
この電車でいい?」
と聞いたら、
何と首を横に振るではないですか!
周りの若者が英語で、
「これはSremski Karlovci(スレムスキ カルロヴッチ)には
止まらないよ。もう通り過ぎちゃったよ」
と教えてくれました(笑)。
慌てて次の駅で電車を降りることにしました。
この電車では、
停車前のアナウンス等一切なく、
「停まったら駅」みたいな感じだったので、
混んでる車内の中で、荷物を網棚から降ろしたり
大騒ぎして乗降り口まで移動して、
次に停まった駅で降りました。

急いで降りた駅!(笑)

無事、どこか分からないけど、
駅で降りて、
反対方向への電車を待ちました。
ここでも、周りの人に
「Sremski Karlovci(スレムスキ カルロヴッチ)行きの電車は
ここで待ってればいい?」
と聞きました。

こちらの人はみんな親切です。
最初に
「英語、OKですか?」
とセルビア語で聞いて、
相手の返事が
「OK!」
なら英語で聞けばいいし、
「No!」
なら、身振り手振りと単語で
何とか聞きたいことを伝えればいいです。
時々、
「俺は英語分かるよ」
と横から助けてくれることもあります。
時々、間違えた情報を教えてくれることもありますが、
善意で教えてくれるので、しょうがありません。

基本、旅先で、向こうから話しかけてくる人は
まず警戒すべきです。
悲しいですが、
何か買わせようとか、財布をスってやろうとか、
企んでいるかもしれません。
逆に、こちらから「この人は大丈夫」と信じて
積極的に話しかけた場合、
たいがいの場合、親切に接してくれるし、
「分からない」
と言って相手にしてくれない時はあっても、
騙(だま)されたりすることは、
我輩の場合、ありません。

この駅では、いろんな人が
「こっちの方向の電車だ」
「ここから何番目の駅だ」
「駅名はセルビア語でこう書いてある」
と親切に教えてくれました。

最初に誰かに尋ねる時、
大きな声で、
「こんにちは。私たちは日本人です。
どうぞよろしく!」
とセルビア語で話しかけておくことが
コツです。

さて、この駅で
我輩たちに日本語で(!)話しかけてきてくれたナイスガイがいました。
沖縄空手をやってるというMarko(マルコ)です。
そこにすぐに電車にやってきて、乗り込んだら、
すぐに車掌さんが一目散にこちらにやってきました。
電車に乗る際に我輩たち外人さんが乗り込むのを見てるだろうし、
間違いなく検札に来ます。
我輩は、駅で買った切符と、電車内で買った切符を見せたけど、
この切符はダメだそうです。
4人で合計484ディナール(約520円)払えと言われました。
しょうがないので400ディナール出して
あと84ディナール出そうと我輩たちがもぞもぞしていると
なんとMarkoが自分の財布からお金を出して払ってくれました。
見ず知らずの外人さん(我輩たちの事です)のために
足りない電車賃を払ってくれるなんて、
スゴくない?
我輩たちがなんとか84ディナール見つけて
Marko(マルコ)に返そうとしましたが、
彼は受け取ってくれません。
後日、Novi Sadの街で
一杯奢(おご)ることにして
その場は別れました。

Novi Sad(ノヴィ・サッド)にて。左端がMarko (マルコ)。その隣のセルビア男性はMirko(ミルコ)。Marko(マルコ)もMirko(ミルコ)も日本語を話します。

2回目に乗った電車は、
停車駅のアナウンスもあり、やっとこさ、
無事、目的地
Sremski Karlovci(スレムスキ カルロヴッチ)
にたどり着きました。

Sremski Karlovci(スレムスキ カルロヴッチ)駅

それでは、また。

旅する方々への何かの参考になれば幸いです。

セルビア、イイとこですよぉ~!!

みなさんにもイイ事がイッパイありますように!
\(^∇^)/シャ~ッ(祈)!♪
(祈りの力は実はスゴイ!)

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コメント

  1. サクラバナ より:

    こんにちは。私たちは日本人です。
    どうぞよろしく
    をカタカナで書いてください

    • Keiichi より:

      ドーベルダン!
      ミースモ ヤパーンチ!
      ドラ ゴー ミエ!
      発音は難しくないけど、イントーネーションも大事だったりするから、
      現地の人に教わってみてください。

  2. サクラバナ より:

    【ヤパナツ】 の方が簡単ですぐ伝わりますよ

    • Keiichi より:

      サクラバナさん、コメントありがとうございます。
      お一人なら、
      Ја сам Јапанац.(ヤー サム ヤパーナッツ)
      「私は日本人(男)です。」
      ですね。
      日本人が二人以上いたら、
      Ми смо Јапанци.(ミー スモ ヤパーンチ)
      「私たちは日本人です。」
      となります。
      セルビア語は、男性、女性、中性があって、
      単数、複数はもちろん、
      格変化(7種類!)まであって、
      慣れるまで大変ですよね。
      我輩もまだまだです。
      срећан пут!(スレチャン プート!)
      「どうぞ良い旅を!」

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