我輩は、ボスニア・ヘルツェゴヴィナの
首都サラエヴォにおります。
ぶらっとモスクに入ったのが
午後7時。
ボスニア最大のモスクだそうです。
「我輩も入っていい?」
と聞いたら、歓迎してくれました。
なんと、今日はラマダン初日だそうな。
日没までの1時間半、
コーランについて、
イスラムについて、
車座になって、みなさん、熱く語ってくれました。
我輩も、
「イスラムでは、なぜ女性の預言者がいないのか?」
「イスラムでは、人は死んだらどうなるのか?」
「イスラムにも、幸せな人と、不幸な人がいるのはなぜか?」
といろいろ疑問をぶつけてみました。
イスラムについて、
我輩の知識が足りないことが分かりました。
やはり、実際に自分で体験してみないと
物事はなかなか分からないものです。
さて、日没になったことの合図があると、
まず、軽く甘いものを食べます。
そして、次にお祈り。
我輩も、やり方を教えてもらって、
一緒にお祈りの仲間に入れてもらいました。
みんなで並んで立って、お辞儀して、
額と、鼻と、両の手のひらと、
ひざと、足の計8か所を床につけて、
次に正座して、
また立ち上がって・・・、
と言うアレです。
お祈りが終わると、
いよいよ食事です。
我輩にも振る舞ってくれました。
我輩、ボスニア・ヘルツェゴヴィナの通貨マルカを2マルカしか持ってなくて、
どうしようか考えていたところなのですが、
無料で食べさせてくれて、
ホント助かりました。
セルビアからボスニア・ヘルツェゴヴィナへの移動のバスで
中国から来た女性と隣り合わせになって、
中国の事、いろいろ聞いたら、
「あなたの言う中国は、40年前の中国よ」
と言われてしまいました。
イスラムでも、中国でも、
実際に行って、自分で体験しないと分からないものだと
痛感した今日この頃です。
お祈りするなら泊っていってもいいよ、
と言われましたが、
お腹いっぱい過ぎて、
お祈りどころではなくて、
午後9時半頃、
モスクを後にしました。
ムスリム(イスラム教徒)の人たちの純朴な信仰心に感動した1日でした。
また、来たいな、このモスク。
許されるならば、ムスリムの人たちと一緒にラマダンを勉強してみたい。
それでは、また。
旅する方々への何かの参考になれば幸いです。
セルビアも、ボスニア・ヘルツェゴヴィナも、
イイとこですよぉ~!!
みなさんにもイイ事がイッパイありますように!
\(^∇^)/シャ~ッ(祈)!♪
(祈りの力は実はスゴイ!)
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