「悪魔に魂を売った男」の夢を見た

reimei メッセージ
黎明 葦原瑞穂 
この記事は約7分で読めます。

今朝、
「悪魔に魂を売った」であろう男の夢を見た。
男は、どういうわけか、人の良さそうな黒人であった。

この世には。
悪魔に魂を売ったと噂(うわさ)される人々が居る。
何かの道(芸術とか)を極めたいと切望する人や、
復讐心に燃える人が、復習を果たすために力を貸してほしいとか、
そういう理由で、
「悪魔に魂を売ってでも、自分の望みをかなえたい」
と人が居るらしい。

「お金が欲しい」なんていう単純な理由で
悪魔に魂を売る人は、あまりいないだろう。
目先のお金のために
死後、永遠に地獄に居るのは
どう考えても割に合わない。
自分は死後、地獄に行っても構わないから、
「芸を極めたい」、
「数式を見つけたい」と
いう、ある意味狂気ともいうべき芸術家や科学者か、
あるいは
「地獄に道連れにしてやる」
という復讐心に囚(とら)われた人、
もしかしたら、
「自分は地獄に行ってもいいから、子供を助けたい」
という親も居るかも知れぬ。

さて、我輩が見た夢の話。

我輩は、マフィアと闘う兵士の一人であった。
このマフィアの一味がこの黒人であった。
我々はケガ人を出しながらも、悪者(マフィア)たちを追い詰め、
とうとう残る敵は、この男だけになった。
彼は疲れ果て、力なく横たわり、我々の包囲するところとなった。
しかし、
何とこの黒人は不死身なのであった。
そんなことがあるものかと、
我輩はピストルを彼に向けて引き金を引くが、
どういうわけか弾が出ないのである。
ピストルを空に向けて撃つと、
ちゃんと弾は出る。
しかし、ピストルを彼に向けて撃っても不発になるばかりである。
それならば、と、
別のマシンガンを持ってきて
彼を撃ち殺そうとするが、
マシンガンが弾切れになっていた。

彼は言う。
「私が死なないのには、理由がある。」
我輩は、彼が悪魔に魂を売ったのに違いないと感じた。
我輩:「説明しろ」
彼:「説明は長くなる。もし良かったら、2階でお茶でも飲みながら
説明しよう」
我輩は、仲間に彼を2階に連れて行かせた。
そして、我輩は1階に残り、
ケガ人の手当てをしようとしたのだが、
どういうわけか
ケガ人も2階に連れて行くよう
仲間に頼んでしまった。
みんなが2階に行った後、
我輩は「しまった!」と気付いた。
きっと、何か、罠(わな)がある。
ここで、目が覚めた。

我輩は夢から覚めた後、
二つのことに驚いていた。
一つは、夢の中で、我輩が敵とは言え、
人に向けて、
ピストルを撃とうとして引き金を引いたこと。
撃つ瞬間、ほんの一瞬だけ躊躇(ちゅうちょ)したが、
引き金を引いた(弾は出なかったが)。
こちらの世界(この世)で
もしそのような機会があったとしても、
我輩は引き金を引けると確信した。

二つ目は
「しまった!」
と思ったこと。
夢の中の私は、
頭の中で
「2階には何か罠がある」
と気付いていたにもかかわらず、
その男のみならず、ケガ人までも、
その男と一緒に2階に上げてしまった。
頭の中で「これはマズい」と思いながらも、
何か不思議な力で
「2階に連れて行ってくれ」
とケガ人を抱きかかえて仲間に託してしまったのである。
恐るべき「何か不思議な力」。
この「不思議な力」に対抗できる力を身につけなければと
思った。

何かバカバカしい話のように聞こえるかもしれない。
しかし、我輩は、天国から、母が、祖父母が、ご先祖さまたちが
我輩を見守ってくれていると信じている。
(逆に言えば、いつでも見られているから
天国の母や祖父母がガッカリするようなことはしたくない)
そして、我輩が何か危険に向かって進んでいる時、
母や祖父母やご先祖さまたちは、
何かしらの方法で、我輩にメッセージを送ってくれている。
それは「直感」とか「偶然のようにみえる何か」とか言う形で
今の我輩には知覚される。
我輩を守ってくれている母や祖父母やご先祖さまたちからの
メッセージを出来るだけ確かに受け取る訓練を
している最中である。
例えてみれば、外国語の練習に似ている。
最初は、何を言っているのかほとんどわからないが、
外国語が上達するにつれて、
相手が何を言っているのか分かるようになってくるし、
こちらの言いたいことも伝えられるようになる。

このブログでも、何度も書いているけれど、
我輩は黎明(葦原瑞穂著)の中の次の話が好きである。

それでは、指導霊がどのようにして肉体を持つ人を守護するのかということを、この波動領域における具体的な事例を挙げて見ていくことにしましょう。

ある男性は、意中(いちゅう)の女性と初めてのデートの約束をして有頂天になっていました。一張羅(いっちょうら)の背広(せびろ)を着て、少し前の時代のことですからポマードをたっぷり頭に塗り付け、待ち合わせの場所に向かっていたのですが、途中の交差点で左側の道から車が走ってきたのです。時空間を超越した指導霊の視野からは、そのままでは彼がその車に撥(は)ねられることが看えていましたから、近くにいた子供を使って助けることにしました。彼を表現した魂は過去世において、その子供の魂が表現していた肉体が溺(おぼ)れ掛けたのを助けたことがあり、その子供は彼を助けることのできるカルマを持っていたのです。指導霊は、子供の足元にあったひとつの石に想念を集中して、明確な意図を持ったエネルギーを入れると、その子供はエネルギーのままに石を蹴(け)り、それが命中したはずみで彼は水溜(たま)りに転んでしまいました。こうしてタイミングがズレたおかげで、彼は車に撥ねられないで済んだのですが、地上的な視野に制約されている彼には、そんな背後の事情は全く判(わか)りませんから、大切なデートの前に服を汚されたと思って腹を立て、その子供を殴(なぐ)って、新たなカルマを造ってしまったのです。
このように地上の人間には、自分の災難がどれだけ少なくて済んだかが判らないために、折角(せっかく)の指導霊の愛や、そのはたらきの大きさを識(し)らずに、結果だけを見て否定的な想念を持ったり、不調和な言動を新たにして、せっかく消えて逝こうとしていたカルマを再生産していることがよくあります。
ここで彼を助けるカルマを持っている子供が偶然に彼の近くにいたということに関して、話ができ過ぎているように思われる方もいらっしゃると思いますが、宇宙に起る一切の現象は精緻(せいち)かつ完璧な自然法則に司(つかさど)られているのであって、あらゆる出来事にはそれが生じるべき必然的な理由があるのであり、偶然という概念は、全体の因果(いんが)関係を把握することのできない、制約された意識状態の中でのみ造られる、迷妄のひとつに過ぎないと言うことを識っておいて頂きたいと思います。

(黎明 上巻 2001年5月1日 第1刷 149ページ)

少なくとも、我輩には、知覚できること、判断できることには
限度がある。
一見、不合理な事のように見えても、
それは何かのメッセージであり(その多くは、我輩の指導霊からのメッセージ)、
決して偶然ではない。

悪者をピストルで撃とうとするけれども、
弾は出ず、
彼(悪者)が「悪魔に魂を売ったに違いない」と直感するも、
自分が何か不思議な力の罠(わな)に嵌(はま)っていく夢を見たのも、
決して偶然ではない。
指導霊が我輩に何かを教えてくれているのである。
我輩に「気をつけよ。もっと冷静に。もっと強く。」と指導霊が教えてくれているのだと思う。

読んでくださり、ありがとうございます。

何かの参考になれば嬉しいです。

みなさんにもイイ事がイッパイありますように!
\(^∇^)/シャ~ッ(祈)!♪
(祈りの力は実はスゴイ!)

肉体は滅びても、魂は永遠の存在。
また、次の世へ進んで行く。

問題は、何故、今のこの世に生まれてきたのか?
おそらく、何か、この世で、我輩が為さねばならぬ宿題があるはず。
その宿題をきちんとやり遂げたい。
その宿題をやり終えた時、あの世からのお迎えが来るはず。

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