脳梗塞で入院してトイレに行かせてもらえなかった話

脳梗塞で入院 生き方
脳梗塞で入院(2020年8月)
この記事は約4分で読めます。

昨年(2020年8月)、
当時勤めていた中華料理屋で仕事中、
突然、右半身がおかしくなった。

なんて言うか、
力が入らなくなったのだ。

午後8時半頃だったと思う。

なんとか、ごまかしつつ、
午後10時過ぎの仕事終わりまで
頑張り、
店長にも気付かれることなく
午後11時には帰宅した。

少し焦りながらも
どうしたら良いか分からなかったので、
そのまま寝た。

翌朝は土曜日だった。
朝6時頃起きて、
洗濯物を干していた時に、
また右半身がおかしくなった。

右手、右足だけ
力が入らなくなって、
まっすぐ立ってられなくなった。

もうしょうがないので、
病院に行こうと思い、
#7119に電話をかけて、
土曜日でも見てもらえる病院を
教えてもらおうとした。

救急車を呼ぶのが
恥ずかしかったのだ。

けれど、#7119で相談しているうちに、
メモが取れないようになってきて、
観念して
救急車を要請した。

救急車を要請した後は、
どうせ入院することになるだろうからと思い、
急いで2~3泊分の着替えやら、
携帯の充電器やらを
ボストンバッグに詰め込んで、
火の用心をして、
戸締りをして、
アパートの階段をゆっくり降りて、
アパートの前で
救急車を待った。

右半身は、おかしかったものの、
意識は、ハッキリしていたので、
救急車には自分の足で乗り込んだ。

そのまま、
関西労災病院という病院に
運んでもらえた。

脳梗塞という診断で、
そのまま入院となった。

絶対安静ということで、
「ベッドから出てはいけない」
という指示だった。
つまり、トイレもダメ。

繰り返すが、
意識はハッキリしていた。
大きな病院の中という安心感、
そして24時間繋がれる点滴薬のおかげもあって、
右半身に力が入らなくなる発作は
もう起きなかった。

ただ、どういうわけか、
頭がとても痛かった。
お医者様によると、
脳梗塞とこの頭痛は関係ないそうだ。
けれど、頭痛がひどく、
食事もままならなかった。
頭痛のせいで、
吐き気もあった。

そう、そう、トイレにも行かせてもらえなかった話だ。

頭痛のせいもあり、
あまり食事も摂れなかった。
そのため、うんちもしばらく出なかった。

トイレに行かせてもらえなかった我輩には、
幸いだった。

おしっこは尿瓶ですることができた。

うんちは、ベッド上で、
おまるのようなもので、
看護師さんの介助を受けながらするように言われたが、
絶対嫌だった。

恥ずかしいし、
くさいだろうし、
絶対嫌だった。

トイレは、
我輩の入っていた
4人部屋の入り口にあった。

どうやって、
看護師さんに気付かれないように
トイレに行ってやろうかと
そればかり考えていた。

結局、3日間ぐらいで、
絶対安静は解かれた。
トイレにも行ってよいことになった。

今から考えると、
我輩は本当に幸運だった。
同じように脳梗塞で入院して、
容体がとても悪くなる患者さんもいると
看護師さんから聞いた。

トイレに隠れて行ってやろうと
考えていた我輩が愚かであることが
今なら分かる。

ベッドでうんちをしようと、
ベッドでうんちをもらそうと、
そんなことは些細なことだ。

毎晩、2~3時間おきに点滴を取り換えに来てくれて、
様子を見に来てくれて、
絶対安静を守るよう懇願してくれた看護師さんたちに
本当に感謝している。

今では、元気に
フードデリバリーの仕事もできる。

血圧も下がり、
頭痛もなくなった。

脳梗塞で入院する前よりも
元気になった。

本当に我輩は幸運だと、
今になって
分かる。

読んでくださり、ありがとうございます。

何かの参考になれば嬉しいです。

みなさんにもイイ事がイッパイありますように!
\(^∇^)/シャ~ッ(祈)!♪
(祈りの力は実はスゴイ!)

肉体は滅びても、魂は永遠の存在。
また、次の世へ進んで行く。

問題は、何故、今のこの世に生まれてきたのか?
おそらく、何か、この世で、我輩が為さねばならぬ宿題があるはず。
その宿題をきちんとやり遂げたい。
その宿題をやり終えた時、あの世からのお迎えが来るはず。

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