人は一瞬に変わることができる②

Сремски Карловци 信念
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前回までのあらすじ

彼は精神病院の独房にいたこともあった。
今では、司法書士として、
事務所を構え、従業員もいる。
その彼の話す身の上話。

小学生の頃、
何気なくつぶやいた
「僕もお医者さんになりたい」
と言う言葉に
彼の両親はとても喜んだ。
彼は、
両親を喜ばせたい一心で
勉強に励んだ。
中高一貫教育の進学校では、
高校1年ですでに高校2年生の分野を終わらせていた。
そして、高校1年の時の進路調査。

彼は、
志望校:国公立大学
志望学部:医学部
志望職種:医師
と書いた進路調査の用紙を父に見せた。
彼は、父の喜ぶ顔を待っていた。

しかし、父は難しい顔をしていた。
彼には、どういうことか分からなかった。
成績も順調だった。

父が口を開く。
「お前には妹が二人いる。
妹たちも大学にやりたい。
すまないが、お前を医学部にやることは出来ない。
お前は、文系に進め。
法学部を出て、弁護士になれ。」

彼は、何が何だか分からなくなった。
父さんの言うことは分かる。
父さんの言うことは聞かないといけないことも
知っている。
でも、なんで、僕は医者になれないのだ。

夜寝ようとしても眠れず、
頭の中がぐるぐる回る。
成績もどんどん落ちて行った。

結局、
彼は東京にある私大の法学部に進学した。

なぜ、東京の私大にしたのか?
ともかく家から出たかった。
ともかく両親から離れたかった。

両親が大嫌いだったから。

東京の下宿の大家さんから
彼の両親に連絡が入る。
「どうも、彼はまともではありません。」

驚いた両親が、
彼の下宿で見たものは、
ゴミだらけの部屋の中に
小便を垂らしながら
立ち尽くす
彼の姿だった。

彼は精神病院の独房に入れられた。
独房の中でも暴れるから
鎮静剤を何度も打たれた。

鎮静剤は
打たれ過ぎると
呼吸が止まりそうになるらしい。

ある晩、
彼は自分の呼吸が止まりつつあるのを感じていた。
その時、彼はとても落ち着いていて、
止まりそうな呼吸の中でも
なんとか息を続けようと
頑張っていた。
しかし、どうにもならない。
彼はそのまま意識を失った。

次の日、
彼は幸い、目が覚めた。
食事を運んできた看護師が
驚いた表情で言う。
「どうしたの?
急に元気になったわね。」

彼には、意味が分からなかった。

先生にも同じことを言われた。
「どうしたの?
急に良くなったね」

独房に入れられていても、
1日のうち数分だけ
独房を出て歩くことができる。
運動のためらしい。
その運動の時間に出会った
同じ病棟の患者さん達からも言われた。
「どうした?
急に元気になったじゃないか?」

あとで分かったことだが、
彼が意識を失ったその晩、
彼の実家では、
父が号泣していた。
「俺がアイツをつぶしたのだ。
俺がアイツをつぶしたのだ。
あぁぁ、○○(彼の名前)よ、どうか俺を許してくれ。」

彼は無事、精神病院を退院し、
大学に戻った。
弁護士を目指したが、
弁護士にはなれなかった。
けれど、司法書士として、
事務所を構え、
従業員を雇うぐらいまでになった。

これが、彼の話。
事実だと思う。

人は一瞬に変わることができる。
ふとした言葉で両親を喜ばせたことから
医者になりたいと
勉強が突然好きになる。

目標を失うと、おかしくなる。

誰かが自分のために祈ってくれたら、
その祈りは届く。
彼の父が、彼のために号泣し、
許しを請うたことは
「祈り」そのものだと思う。

人は一瞬に変わることができる。

読んでくださり、ありがとうございます。

何かの参考になれば嬉しいです。

みなさんにもイイ事がイッパイありますように!
\(^∇^)/シャ~ッ(祈)!♪
(祈りの力は実はスゴイ!)

肉体は滅びても、魂は永遠の存在。
また、次の世へ進んで行く。

問題は、何故、今のこの世に生まれてきたのか?
おそらく、何か、この世で、我輩が為さねばならぬ宿題があるはず。
その宿題をきちんとやり遂げたい。
その宿題をやり終えた時、あの世からのお迎えが来るはず。

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