英題は、「Chicken Elections」。
ラテン文字表記だと「Pileći izbori」。
個人的な意見だが、
典型的なセルビア映画。
いわゆるメタファーに満ちていて、
セルビアの事情をよく理解していないと、
良く分からない。
セルビアの人なら、誰でも知っている
「Ко то тамо пева」
(英題は 「Who’s Singin’ Over There? 」)
と言う名作映画がある。
これを我輩のような外国人が理解するのは
とても難しい。
映画で語学学習「Ko to tamo peva 」英題: Who’s singin’ Over There 1980年 ユーゴスラビア(セルビア)映画
この映画、ユーゴスラビアの有名な監督による、ユーゴスラビアの有名な映画。いわゆる「名作」とされていて、セルビアの人なら、大概は知っています。けれど、、、、難しい!!我輩が始めて観た時には、ホント、ワケ分からんかった(マジです)。もちろん、英...
この「Пилећи избори」も
監督が本当に描きたかったことを
我輩が理解しているかどうか、
怪しい。
けれども、
少なくとも、
2~30年前のセルビアの田舎の生活
と言うものがうかがい知れる。
経済的に、政治的に、
人々が苦悩している様子が伝わる。
主人公の老婦人は
監督の実在のおばさんのようだ。
映画終了時に流れる
クレジットを見る限り
おばさん本人が出演している。
映画と言うよりも
ドキュメンタリーと言える。
監督は、
「Хитна помоћ」2009年
映画「Хитна помоћ」2009年 セルビア語
英題は「The Ambulance」。セルビアと言う国の、激動の、そして悲しい歴史を救急車を通して見つめている。 「Хитна помоћ」( The Ambulance ) セルビアは、演劇や文学のような文化をとても大切にする。正直に言っ...
「Енклава」2015年
映画「Енклава」2015年 セルビア語
英題は「Enklava」。コソボ問題を扱った映画。ドイツとセルビアの製作。重いテーマの中に希望を見出そうとしている作品。今、2019年8月13日現在、韓国と日本の関係がギクシャクしていて、我輩が参加していた韓国語無料教室も閉鎖に追い込まれた...
のGoran Radovanovic氏。
セルビアに限らず、
旧ユーゴスラビアやバルカン半島に
興味のある人は
必見と言ってもいい。
我輩には、
「Ко то тамо пева」 よりは
とっつきやすかった。
それでは、また。
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