英語のネイティブ・スピーカー

英語
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我輩は、語学をオンライン英会話スクールで
練習しておる。
英語を使って、
セルビア語はセルビア人先生から。
ペルシャ語はイラン人先生から。
タガログ語はフィリピンのルソン島の先生から。
セブアノ語はフィリピンのセブ島の先生から。
・・・

我輩にとっての英語は
世界共通語であって、
世界中の人とコミュニケートできるツールである。
アフリカ人先生
(カメルーンとか、ジンバブエとか、ナイジェリアとか)
の英語は、
セルビア人先生やフィリピン人先生の英語とは
ちょっと違って、我輩には、少し聞き取りにくい。
でも、これがまた、いい練習になる。
きっと、セルビア人先生の英語も
セルビア・アクセント(セルビアなまり)
があるだろうし、
フィリピン人先生の英語には
フィリピン・アクセント(フィリピンなまり)
があるだろう。
もちろん、我輩の英語だって、
ジャパニーズ・アクセント(日本なまり)が
あるに違いない。

フィリピンで給料の良い仕事の一つに
コールセンターでの仕事がある。
アメリカの企業などが
カスタマーサービスセンターを
人件費の安いフィリピンに設置して、
お客様からのクレームや問い合わせを
フィリピンで、
フィリピン人オペレーターが
受け付けるのである。

多くのアメリカ人は、
「フィリピン・アクセント」を
聞き分けるそうである。

オンライン英会話スクールの中には、
アメリカ人先生や、オーストラリア人先生、
カナダ人先生、
あるいは南アフリカ人先生を
受講するには、
「ネイティブ・スピーカー」 先生として
割増料金を取るところがある。
この「ネイティブ・スピーカー」の
定義がオンライン英会話スクールごとに
違うような気がする。
南アフリカ人先生を「ネイティブ・スピーカー」
としているところもあれば、
非「ネイティブ・スピーカー」としているところもある。

同じ英会話スクールでも
基準が時々変わるような気がする。

先日、ジャマイカ人先生のレッスンを受けた。
非ネイティブ・スピーカー枠である。
その先生、19歳の黒人女性で、
カナダ生まれのカナダ育ちである。
両親(あるいは、父親か母親のどちらか一方)
がジャマイカ国籍を持っていたため、
彼女は、
ジャマイカのパスポートも
カナダのパスポートも持っていた。
この先生を
非ネイティブ・スピーカー枠 で
見つかられたことは
大変ラッキーであった。
この先生、
生まれも育ちもカナダなのなのだから
間違いなく、
カナダ英語をしゃべる!


我輩は、今のところ、
アメリカやイギリスやカナダに行く予定はないので、
(だって、物価高そうだもん!😂)
ネイティブ・スピーカー先生と話す必要性は感じていない。
アメリカやイギリスやカナダに行っても
最初はアメリカ式英語やブリティッシュ英語、
あるいはカナダ式英語の癖に戸惑うかもしれないが
すぐ慣れるだろうと高をくくっておる。
けれど、
いろんな国の人と話したいので、
アメリカやカナダの人とも話したかった。

それゆえ、ジャマイカ人先生のそのレッスンは
カナダ式英語をしゃべる先生との
絶好の会話チャンスであった。
生まれも育ちもカナダの先生に
我輩の英語は通じるのか?
彼女の英語を聞き取れるのか?

結論として、
我輩的には
セルビア人先生やフィリピン先生との会話と
全く同様で、何の問題も無かった。
確かに彼女の英語は
我輩には聞き取りやすかったけれど、
これは、ネイティブかどうかというよりも
個性の問題だと思う。
アメリカ人先生にも、
カナダ人先生にも、
セルビア人先生にも、
フィリピン人先生にも、
アフリカ人先生にも、
発音の癖やら、早口やら、モゴモゴ言って聞き取りにくいやら、
メッチャ聞き取りやすいやら、
いろいろある。
日本人の話す日本語だって、人それぞれいろいろやもんね。
我輩は、レッスンの感想に
「彼女は
カナダ生まれで、
カナダ育ちの
ネイティブ・スピーカーである」
と書いた。

また、ある時、
我輩はベトナム人先生のレッスンを受けた。
彼は30代のアジア人男性で、ベトナムの南部の田舎から
レッスンをしていた。
なんで、彼が英語を流暢に操るのか?
彼は10代(13歳だったかな?)でベトナム人の両親と共に
ベトナムからアメリカへ渡り、
アメリカの高校を出て、
アメリカのカレッジを卒業していた。
「10代でアメリカに渡り」
っていうところが微妙で、
アメリカ式英語のネイティブ・スピーカーと
言えるかどうか微妙だけど、
これも我輩には、
アメリカ式英語を話す人との絶好の会話のチャンスであった。
彼との会話も、
我輩的には何ら問題は無かった。
30代で、アメリカで仕事もしていたというから、
国籍のことは良く分からぬが
少なくとも仕事に就くぐらいのアメリカ市民権は
あるのだろう。
彼との会話で印象的だったのは、

「俺は、アメリカでは差別を受けていた。
警官に呼び止められたときは、
いつもビクビクしていた。
ここベトナムでは違う。
俺はいつだって堂々としていられる。」

こういうのは、個人の性格によって
だいぶ事情が変わるのだろうけれど、
分かる気がする。

彼のレッスンの感想にも
我輩は、
「彼はアメリカのハイ・スクールを出て、
アメリカのカレッジを出た
ネイティブ・スピーカーである。」
と書いた。

後日、
ジャマイカ人先生のレッスンを
受けようとしたら、
彼女はカナダ人先生となっていて
「ネイティブ・スピーカー」先生枠に移っていた。
魅力的な先生だったので、
ちょっと残念だが、
「ネイティブ・スピーカー」先生枠に移ることは、
たぶん彼女の収入増しにつながるので、
良いことである。

ベトナム人先生は
ベトナム人先生のままで、
非「ネイティブ・スピーカー」先生枠のままであった。

ArminEP / Pixabay

アメリカで英語を使う、
カナダで英語を使う、
と言った特別な事情がない限り、
あまりネイティブ・スピーカーに
こだわらなくても
十分英語の練習は出来ると思う。
繰り返すが、
我輩は
そもそもコミュニケーション手段としてつかう英語が
できればイイのであって、
ジャパニーズ・アクセントでも
相手に伝われば十分だし、
アフリカ・アクセントでも、アメリカ・アクセントでも、
相手の言ってることが分かれば、
それでいい。

そして、
世界共通語としての英語を使って
相手の言葉を学びたい。
相手の母国語でコミュニケーションを
図りたい。

それでは、また。

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