この本には、
一度死んで、「あの世」を見て
またこの世に戻ってきた人たちの事が書かれている。
いわゆる「臨死体験」について書かれているのだが、
臨死体験をしたと報告する多くの人たちが、
「あの世」は素晴らしいところで、
死を恐れなくなると言う。
けれど、少数ではあるけれども、
「地獄のようなところを見てきた」
と言う人もいる。
気がつくと私は、螺旋状に回転している真っ暗な円錐のなかに入っていきました。強い流れが起き、私は漏斗のような円錐形の先端まで運ばれました。途中で、とても苦しんでいる人々の眉間に皺を寄せた顔や歪んだ顔を見ました。奥に入り込むにしたがって、人々の顔は苦しみを増しているようでした。彼らは何かを叫んでいましたが、口からは少しも音が出ていないのです。それはおぞましい景色でした。私にまで彼らの苦しみが伝わってきました。(中略)
最後には、巨大な炎の前に出ました。たどり着くやいなや、地獄に来たのだと思いました。すぐにこの炎で焼かれるのだろう、と。しかし炎は、おかしな形に揺らいで私を包みながら「これまでの人生でどんな人助けをしてきたのか」と尋ねてきました。
私は、何と答えればいいのか分かりませんでした。同時に自分の人生は、姑息な盗みやお粗末なペテンの連続でしかなかったことを悟りました。私は、金持ちになることしか頭になく、他人を軽んじ、さらにそれらの人々から奪い続けてきたのです。
私はとても不幸せでした。なぜなら、誰の手助けもしてこなかったからです。ああ、私という人間は全く!
私はこの臨死体験で、「私たちは他人を助けることでしか幸せになれない」ことがわかりました。ですから、今はできるだけ人の助けになるようにしています。実際に、臨死体験のおかげで、私は手を当てるだけで病気を治すことができるようになったので、蘇生してからというもの、自ら進んで無償治療を行っています。とてもうまくいってます。
以前はお金のことしか頭にない、いわゆる「ビジネスマン」だった私も、今では友人たちの目にはまるで別人に見えるそうです。
今の私の生活はまったく質素です。そして、心から自由を感じています。死ぬことさえ怖くはありません。再び神の前に立たされたときには、胸を張って報告できる善行がありますから。
私たちは他人を助けることでしかしあわせになれない。誰かが道を渡るのを手伝うといった、ちょっとしたことでもいいのです。それがこの臨死体験から得られた教訓です。
(本書23~25ページ)
臨死体験をしたとして、
「素晴らしい場所で、先に亡くなった祖父母や両親に会えた」と報告をするのは、
幸せなことだと思います。胸を張って、人に言えるでしょう。
けれども、上で引用したように、
「地獄のような場所を見てきた、苦しむ人々の顔を見てきた」というような臨死体験を
喜んで他人に話す人は少ないでしょう。
もしかしたら、もっと多くの人たちが、
臨死体験で
「地獄のような場所」を
見てきたのかも知れません。
死後の世界はあると思う。
だから、天国はあると思うけれど、
そうすると、
やはり、
地獄もあるのかも知れない...。
上の引用文の人はラッキーでした。
もう一度引用しますが、
私はこの臨死体験で、「私たちは他人を助けることでしか幸せになれない」ことがわかりました。ですから、今はできるだけ人の助けになるようにしています。実際に、臨死体験のおかげで、私は手を当てるだけで病気を治すことができるようになったので、蘇生してからというもの、自ら進んで無償治療を行っています。とてもうまくいってます。
以前はお金のことしか頭にない、いわゆる「ビジネスマン」だった私も、今では友人たちの目にはまるで別人に見えるそうです。
今の私の生活はまったく質素です。そして、心から自由を感じています。死ぬことさえ怖くはありません。再び神の前に立たされたときには、胸を張って報告できる善行がありますから。
私たちは他人を助けることでしかしあわせになれない。誰かが道を渡るのを手伝うといった、ちょっとしたことでもいいのです。それがこの臨死体験から得られた教訓です。
この人は、今度死んだときに、天国へ行けるように生きるチャンスを与えられたのです。
この人が、臨死体験で見た
「途中で、とても苦しんでいる人々の眉間に皺を寄せた顔や歪んだ顔を見ました。」
というのは、地獄にいる人たちかも知れません。
私もラッキーでした。
臨死体験はしていませんが、
この本を読んで、
人を助ける生き方をしていれば、
死を恐れる必要はなくなることを知ったからです。
読んでくださり、ありがとうございます。
何かの参考になれば嬉しいです。
みなさんにもイイ事がイッパイありますように!
\(^∇^)/シャ~ッ(祈)!♪
(祈りの力は実はスゴイ!)
肉体は滅びても、魂は永遠の存在。
また、次の世へ進んで行く。
問題は、何故、今のこの世に生まれてきたのか?
おそらく、何か、この世で、我輩が為さねばならぬ宿題があるはず。
その宿題をきちんとやり遂げたい。
その宿題をやり終えた時、あの世からのお迎えが来るはず。
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