「人生は難題克服に味がある」
この言葉、いいですね・・・。
安岡正篤氏にしても、中村天風氏にしても、
自分自身への揺るぎない自信を背景にした謙虚さというのが
スゴイですね。
絶対的な強さを感じます。
安岡正篤氏は、陽明学者と言う事です。
東洋哲学を研究され、陰陽五行などの解説がこの本にも出てきます。
陰陽五行など迷信に過ぎない、鬼門や風水など何の根拠もない、
という意見もありましょう。
しかし、昔から言い伝えられてきたことには、それなりに意味があるのだと思います。
「科学的」と言われている事でも、間違っていることは多々ありましょう。
「どう生きる?」
というような疑問には、「科学」などあまり参考にならないかもしれません。
むしろ、「哲学」というようなものにこそ答えがありそうです。
安岡正篤氏がいろいろなところで紹介される東洋思想の中では、
「天」「命」「道」「徳」「知」「情」
というような事柄を大切にしている。
我輩も、「天」の「道」、
すなわち、お天道様にはいつでもまっすぐ顔向けできるよう生きたいと
考えおります。
「どう生きる?」
ということは、普段から意識していきたいと思います。
肉体は滅びても、魂は永遠の存在。
我輩、あの世の存在を信じておるので、死ぬことは怖くない。
野垂れ死にも、また一興。
天国は良いところだろうし、地獄に行くことになっても、まぁ、仕方ないし、何とかなるだろう。
問題は、何故、今のこの世に生まれてきたのか?
おそらく、何か、この世で、我輩が為さねばならぬ宿題があるはず。
その宿題をきちんとやり遂げたい。
その宿題をやり終えた時、あの世からのお迎えが来るはず。
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