公共職業訓練の受講申込

2017年11月19日2017年11月21日

我輩は、
ポリテクセンター兵庫　FAソリューション技術科　１１月生なのですが、
我輩の場合、
「公共職業訓練」
の受講生になるようです。
この受講生になるために、
ハローワークから、訓練の斡旋（あっせん）を受けなければなりません。
訓練の斡旋（あっせん）を受けることができると、
職業訓練校の入校願書をもらえます。

まず第一関門が、このハローワークでの訓練の斡旋を受けることです。
自分がどんな仕事に就きたいのか、
それにはどんな技能が必要なのか、
その職業訓練を受けてちゃんと就職する意思があるのか、
という事を、
熱意をもって、ハローワークの訓練相談の窓口で訴えれば、
担当者の方も分かってくれると思います。
訓練相談の窓口だけではなく、ハローワーク主催のセミナー等にも
積極的に何回も通って、
自分が本気で仕事を探してるんだという事を示すのが良いと思います。
我輩も、最初は介護の学校に行かせてくれとお願いしてダメで、
次に、WEBクリエーターの学校に行かせてくれとお願いしてダメで、
最後に、ハローワークの担当者の方からFAソリューション技術の学校を勧めてくれました。
このあたりの事情については、我輩の別ブログに、詳しく書いてます。
こちらです→
「セルビアから帰国して、現在、職業訓練校にて勉強中！」

第二関門が、入校願書に書く志望理由です。
上の「セルビアから帰国して、現在、職業訓練校にて勉強中！」
の中でも書きましたが、
自分がどんな仕事に就きたいのか、
どんな技術を身につけたいのか、
本気でその仕事に就く気があるのか、
という事を口だけではなく、
文書でも表さなければなりません。
入校願書の志望理由の欄は、意外と小さいのですが、
「ここはしっかり書きなさい」と訓練担当窓口のお姉さんが
親切にアドヴァイスしてくれました。
ここは、選考試験の面接でも突っ込まれますので、
しっかり考えて書いてください。

我輩は、
これまでの職歴の中に、９か月間だけビルメンテナンスの仕事を
していたことがあります。
このビルメンテナンスの仕事は制御盤の表示だけを見て、
設備の異常の有無等を判断します。
FAソリューション技術科は
工場の生産ラインを制御するシステムを勉強します。
つまり、制御盤の”中身”を理解して製作する勉強です。
それで、我輩の志望理由は次のようなものでした。

「これまでは、制御盤の表示だけを見る仕事をしておりましたが、
制御盤の中身まで理解できれば、なお一層深い理解をもって、
ビルメンテナンスの仕事ができ、就職の機会が一層広がります。
さらに、日本で一定の経験を積んだ後、海外の発展途上国で
働くチャンスも増えます。
つまり、安い人件費を求めて各国の企業が生産ラインを発展途上国に
建設します。
その際、その地域の語学も出来て、
生産ラインの技術的側面、工場自体のメンテナンスの技術的側面も
分かれば、私自身の働く機会も増えますし、
発展途上国への支援の一助にもなります。」

職業訓練校への入校願書をハローワークが受理してくれたら、
次は、職業訓練校の受講生選考試験です。
たとえ定員割れの学科でも真剣に臨んでください。
実は、私の在籍しているFAソリューション技術科　１１月生も
定員２０名のところ、試験当日１２名しかいませんでしたが、
一緒に試験を受けた何人かは、
入所式（入校式）に居ませんでした。
もちろん、合格したけれども、
就職が決まって辞退した人などもおられるでしょうが、
本気で入校したいのならば、油断禁物です。
選考試験については、
また次回書きますね。