フェイクニュースサイトとウィルス
下の写真を見てください。
セルビア語で書かれた、セルビアのニュースサイトの画面です。
広告が日本語なのは、
広告配信会社(おそらくグーグルアドセンス)が
我輩がこのサイトを日本で見ていることを把握しているからです。
この記事のタイトルは、
VEST DANA – Od 1. januara 2019. građani sa prostora Balkana bez EU pasoša moći će bez vize da rade u Nemačkoj! Evo kako…
グーグル翻訳とか使って、我輩なりに翻訳すると、
2019年1月から、EUのパスポートを持たないバルカン諸国の市民(セルビアや、ボスニア・ヘルツェゴビナ、マケドニア等)が、ドイツで、ヴィザ無しで働けます。理由は...
ということです。
これ、すごいニュースです。
これが、本当だとしたら、セルビアの人は大喜びです。
無理やり例えるならば、
2019年1月から、アジア諸国の市民(フィリンピンや、インドネシア、マレーシア等)が、日本で、ヴィザ無しで働けます。理由は...
というニュースが、フィリピンで流れるようなものです。
おそらくフィリピンの人は喜ぶでしょう。
さて、我輩は、この記事が本当かどうか、
セルビアの人にも手伝ってもらって、
いろいろ検証してみると、
次のようなニュースサイトが見つかりました。
こちらも、セルビア語で書かれたセルビアのニュースサイトです。
広告が日本語なのは、上のサイトと同様、
広告配信会社(おそらくグーグルアドセンス)が
我輩がこのサイトを日本で見ていることを
把握しているからです。
こちらの記事のタイトルは、
Društvenim mrežama se širi LAŽNA INFORMACIJA da će od 01. januara 2019. Srbi moći da rade bez vize u Nemačkoj
グーグル翻訳とか使って我輩なりに翻訳すると
ソーシャルネットワークは、2019年1月1日から、セルビア人がドイツでヴィザ無しで働けるという、
を広めている
と、注意を促(うなが)す記事内容です。
最初の記事と、2番目の記事と、
どちらが信用できるか?
インターネット上だけの情報では、
セルビアの人でも判断できません。
結局、ドイツに知り合いが居るセルビアの人や、
ドイツで働いた経験のあるセルビアの人の
意見を聞いて、
結局、
2019年1月から、アジア諸国の市民(フィリンピンや、インドネシア、マレーシア等)が、日本で、ヴィザ無しで働けます。理由は...
という情報は、フェイクニュース(偽のニュース)だと判断しました。
さて、ここからです。
我輩が、なぜ、リンク先の「写真」しか載せなかったか?
なぜ、リンクのURLを貼らなかったか。
実は、リンク先の記事を検証しているうちに、
パソコンの調子がおかしくなっちゃったんです。
具体的には、
「Windowsのライセンスが認証できません」
って、突然スクリーンに現れたんです。
いやいや、ちゃんと、プロタクトシールあるし、
これまで、何回もアップデートしてるし!
えぇ~、えぇ~、確かに、パソコンをヤフオクで買いましたけど、
購入後、ちゃんとライセンス認証はしたし、
もう5年近くトラブルなく使ってるし!
それが、たまたまなのか、それとも、リンク先のサイトに
何か仕掛けられていたのか、
それが分からなかったので、リンク先のURLを貼らずに「写真」にして、
ご紹介したのです。
我輩、デスクトップとノートパソコンで
リンク先の記事を検証してたんだけど、
2台とも
「このデバイスのWindowsのライセンスが認証できません」
って、出たんです。
これは、リンク先が怪しい…。
しかも、復旧作業を進める中で、どうも、
フェイクニュースを流した方のサイトではなくて、
ソーシャルネットワークは、2019年1月1日から、セルビア人がドイツでヴィザ無しで働けるという、
を広めている
と、人々に注意を促(うなが)しているサイトの方が怪しい。
(涙)
ウィルスチェックをかけたり、
プロダクトキーをもう一度手入力したり、
何とかパソコンは復旧出来たけど、
ホンマ、ちょっと、焦った(笑)。
焦り過ぎて、
「Windowsのライセンスが認証できません」
の画面のスクリーンショットを撮る余裕もありませんでした。(笑)
昔、ウィルスメールを開けてしまって焦ったことがあったけど、
今や、サイトを見ただけで感染するウィルスがあるのかも知れない・・・。
もしかしたら、ただの偶然で、
私のパソコンがたまたま2台とも、誤作動したのかも知れません。
分かりません。
インターネット上には、
人を騙(だま)す記事もあるし、
良心的な記事を流しながら、
ウィルスを仕込んでいるサイトもあるし、
もしかしたら、
騙(だま)す記事サイトと、
注意を促す記事サイトと、
同じ作成者かも知れません・・・。
誰でも、情報を発信できる一方、
その情報が本当かどうか確かめる必要性、
さらには、そのサイトの安全性についても
十分注意しなければなりません。
情報「強者」になる必要性を
強く感じた一件でした。
それでは、また。
この記事が
みなさまの何かの参考になれば幸いです。
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